少しでも将棋に触れたことがある方なら、誰しも一度は将棋の駒でドミノ倒し(以下、「将棋ドミノ」)をして遊んだことがあるんじゃないでしょうか。

大人でも子どもでも楽しめるし、簡単なものから工夫すれば結構複雑なものもできたりして、やりだすと結構はまっちゃうくらい面白いんですよねー。

そんな将棋ドミノについて、基本的な並べ方を勝手にいくつかのパターンに定跡化してまとめてみましたのでご紹介します。

ストレート型

まずは基本中の基本として、全部の駒を一本道で並べるストレート型です。

普通は王将から歩のように大きい駒から小さい駒の順に並べるのが自然ですが、逆順に倒すのもちょっと違った感触があって面白いです。

ひたすら一直線に並べたり、渦巻き状に並べたり、同じストレート型でも様々なバリエーションがあります。

フォーク型

続いてはフォーク型。これはフォークのように、途中から経路が分岐するパターンですね。

この例では二つに分岐させましたが、分岐の数をもっと増やしたり、徐々に枝分かれさせたり、扇形に分岐させたり・・・とこちらもアイデア次第で色々な形を楽しめます。

マージ型

マージ型は、先ほどのフォーク型で分岐させた経路を合流させるパターンです。

途中の激しい紆余曲折を経て、最後には必ず一つの結末にたどり着く。何だか一局の将棋の世界を表しているかのようでもあります。

ステップ型

駒箱を利用して階段状の経路を作るパターンです。

あくまでも駒とセットの駒箱を使ってやるところまでが基本的な定跡の範囲内かと思いますが、この辺りまで手を出すようになった人は、必ず周辺にある物も活用してより難易度の高いドミノを求めるようになります。

将棋の段級位風に言うと、この辺りまでくればもはや上級者といったところでしょうか。

番外編

最後にまったく定跡外れのお遊びで恐縮ですが、先日我が家の子どもたちと一緒に Nintendo Labo の Toy-Conガレージで遊びながら作った将棋ドミノもご紹介します。

将棋も楽しいですが、Toy-Conガレージも楽しいですよ!笑

おわりに

ネーミングセンスが無いので各パターンに単純な名前を付けちゃいましたが、ストレート型は真っ直ぐな感じなので「棒銀」だとか、将棋の先方みたいなカッコいい名前が付けられると本当に定跡っぽくていいですね。

将棋の対局に疲れた時の気分転換などに、みなさんもぜひ将棋ドミノで遊んでみてください!

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この記事を書いた人

ko31

電王戦をきっかけに20年ぶり以上に将棋熱が再燃した、観たり指したりするのが好きなヘボ将棋ファン。
群馬在住繋がりで藤井九段の本で振り飛車勉強中ですが、根っからの三日坊主につき&頭の回転が悪くなかなか棋力が向上しません。将棋ウォーズによく出没しています。
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