「捌く(さばく)」「味がいい」「ねじり合う」など、将棋中継を見ていると解説によく出てくる言葉だけど具体的にどういう意味なのかよく分からない・・・、そういう将棋の世界独特の用語って結構ありますよね。

そんな将棋用語について、親しみやすいイラスト&分かりやすい説明で解説してくれている山口絵美菜女流1級の作品がとても素晴らしいのでご紹介したいと思います。

「将棋用語を描いてみた」シリーズ

team駒筆(@komafude)という渡辺弥生女流初段と山口女流の共有 Twitter アカウントがあるのですが、こちらのツイートから山口女流の「将棋用語を描いてみた」シリーズが先日から投稿されていたのです。

例えば、冒頭で挙げた「捌く」「味がいい」「ねじり合う」という用語についてはそれぞれこのようなツイートで説明されていました。

イラストや説明の分かりやすさが秀逸なのはもちろんなんですが、山口女流のセンスに溢れる独特な世界観がとってもいい感じで、見ているだけで何だか将棋がより楽しいものに感じられてきます。

まとめたものが初心者向けの本になってもおかしくないレベルに思えるのですが、これがもちろん全部タダで見られますし、将棋教室等での資料として利用することも OK だそうです。なんて太っ腹!

Vol1〜2 と続いたこのシリーズはいったん一区切りだそうで、これまでの作品は下記スライドや Twitter モーメントにてまとめられて公開されています。こういった配慮がまた素晴らしいですねえ。。

まだ見たことが無いという方は、オススメですのでぜひ一度ご覧になってみてください。

山口絵美菜女流とは?

ところで、恥ずかしながら私はそんな山口女流のことを最近知りました。

先日とあるニコ生の将棋中継で山口女流が聞き手を務めていて、ひと目まだまだ未熟そうに見えた外見とは裏腹に、頭の回転の早いあまりにキレッキレのトークをしていたもので「この逸材は一体!?」と強烈な印象を受けたのです。

その後山口女流のことを調べてみたら、史上初の京大卒女流棋士、卒業論文の研究を元にした新しい将棋上達法(チャンク式)の発案、将棋連盟Webサイトの将棋コラムでもライターとして活躍、そして今回ご紹介したイラストの才能やユーモアのセンス・・・など、とんでもないマルチな才能の持ち主でした。

人柄の良さや親しみやすさに騙されてしまいますが、将棋界というのはほんとものすごい人たちの集まりだなあとつくづく思いますね。。

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この記事を書いた人

ko31

電王戦をきっかけに20年ぶり以上に将棋熱が再燃した、観たり指したりするのが好きなヘボ将棋ファン。
群馬在住繋がりで藤井九段の本で振り飛車勉強中ですが、根っからの三日坊主につき&頭の回転が悪くなかなか棋力が向上しません。将棋ウォーズによく出没しています。
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