先日、Twitter で将棋好き芸人としても知られるインパルス板倉さんのこんなツイートを見かけました。
あーそういうのあるある!とみんなから声が挙がりそうな何とも微笑ましい光景ですよね。
駒が見つからないのでとりあえずある物を代用駒にするとか、そもそも将棋盤駒が無かったんで無理くり作るとか、将棋を指すための涙ぐましい工夫をした記憶って誰しもが持っているんじゃないでしょうか?(今どきはスマホアプリとかで簡単にできちゃいますけどね・・・)
自分もこれを見た時に、中学時代に友人と将棋を指していた頃の思い出が蘇りました。
ダンボール将棋
中学生だった頃、クラスの友人たちと将棋が流行った時期がありました。
その頃は休み時間に将棋を指したりして楽しんでたんですが、実は学校に将棋を持ち込むのが禁止だったようで、ある日先生に将棋を没収されてしまいます・・・。
でも将棋が楽しくて何とか指せないものかと考えた当時の私は、詳しくは忘れましたが自由工作の課題みたいのが出た時に、ダンボール製の手作り将棋盤・駒を作って提出。これは作品なんだから学校に置いてあっても問題なかろう、という主張です。
※当時作った作品の再現イメージです。
ただ、このお手製ダンボール将棋を活用してその後何日かはまんまと楽しませてもらったものの、これどう考えても普通に遊具でしょ?ということで最終的には再び没収されてしまったという淡い記憶が残っています。
今となって自分が当時の先生の立場だったら、こいつ面倒くさいことするやつだなあ・・・ときっと思うでしょうね(笑)愚かな中学生男子らしい思い出です。
手書き将棋
ダンボール将棋が使えなくなった後、何とか将棋を続けたいと思った我々が次に始めたのが、紙とペンを使うだけでできる手書き将棋です。
ノート等に盤面を表す9x9のマス目をボールペンで引き、駒は鉛筆で書き入れます。そして、一手毎に駒を消しては移動させる、ということを繰り返して将棋を指していくのです。
この新しい将棋が導入されてからは、ダンボール将棋のように先生の目を気にすることなく、安心して将棋を楽しめるようになりました。
・・・しかし、この手書き将棋には大きな欠点がありました。
始めに全駒書くのが大変!着手毎に駒を書き直すのが面倒!盤面が汚くなって分かりにくい!
貴重な休み時間を使って将棋を指すにはあまりにも手間がかかりすぎた手書き将棋は、そのうち自然と姿を消していきました・・・。
ただ、一瞬の輝きではありましたが、我々に将棋を通して学校生活に潤いを与えてくれたこの手書き将棋。私には素晴らしい思い出として今でも刻まれているのでした。
おわりに
以上、くだらない自己満足ポエムでお粗末さまでした。
でも、将棋にまつわるこういった懐かしい思い出、どなたでもきっと持っているんではないでしょうか?
色んな方の将棋に関する思い出話も聞いてみたいものですね。