「将棋電王戦リベンジマッチ 激闘23時間」菅井竜也五段 vs 習甦の対局が、いよいよ今週19日(土)に迫ってきましたね。
習甦の手厚い差し回しで、素人目から見てもコンピュータ将棋強し!の強烈な印象を残した第3回電王戦での第1局・菅井竜也五段対習甦戦がまだ記憶に新しいところですが、あれから4ヶ月、早くも両者再戦の機会がやってきたわけです。
単純にもし連敗してしまったら・・・と思うと菅井五段の精神的圧力は相当なものだろうと想像されるわけですが、まあこの PV をちょっと見てみてください。
「コンピュータは100%しか出せませんけど、人間追い込まれたら120%くらい力出すんですよ。」(菅井五段)
って・・・菅井五段カッコ良すぎ!!自分もぜひ120%くらいの気持ちで応援したいと思っております。
さて、肝心の将棋の話をしておくと、自分が注目したいポイントは次の2点となります。
持ち時間8時間、二日に渡るぶっ通しという対局方式について
持ち時間が長くなることで読みの精度が上がりプロ棋士にとって吉と出るのか(それはコンピュータにも言えますが)、それとも長時間対局の疲労がミスを誘発して凶と出てしまうのか・・・。
将棋界でも過去前例の無い対局方式だけに、どういう影響が出るのか分かりません。希望的観測としては、菅井五段の若さでメリットを多く享受できるような展開になることをぜひ期待したいところですが。
菅井五段の戦法について
大山十五世名人や久保九段の登場もあって、PV を眺めているとまるで振り飛車前提の対局みたいにも見えてしまいますが、ちょうど先日の NHK 杯がそうだったように菅井五段は居飛車も指す棋士です。どういう戦法でいくのかは非常に注目したいところです。個人的にはやっぱり振り飛車が見たいですけどね!
というわけで今週末の電王戦はぜひリベンジを果たしてもらいたいところです。頑張れ、菅井五段!!
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