近頃、Twitter タイムライン上でとても気になるハッシュタグが「#棋士花札」です。
棋士と花札をコラボしたオリジナルの花札図柄を、描く将のみなさま方が続々とアップされているのです。
ともに和文化同士で相性が良さそうなことは確かに浮かびますが、その想像をはるかに超えてくるほど、どのイラストも「和」の美しさに溢れる素晴らしい作品揃い。
それらの一部をご紹介してみましょう。
棋士花札
『紅葉に鹿』斎藤慎太郎八段
『柳に小野道風』豊島将之竜王
『萩に猪』菅井竜也八段
『花札・萩に猪』~菅井八段ver~
— なりたいまめすけ@一手詰三手詰勉強中。 (@Naritaimamesuke) October 1, 2020
ひとつことに夢中で突き進む猪は、闘いの仏神摩利支天の先触れとも言われております。
という訳で正にこの札こそ、戦う菅井先生に相応しいに違いないのです!!#棋士花札 #菅井竜也先生 #描く将 pic.twitter.com/ndwGA0mGUw
『桜に幕』香川愛生女流三段
『牡丹に蝶』佐藤天彦九段
『松に鶴』渡辺明名人
『太鼓に鬼の手』里見香奈女流四冠
『菖蒲に八ツ橋』佐々木勇気七段
『桐に鳳凰』羽生善治九段
『桜に幕』西山朋佳女流三冠
『柳に短冊』阿部健治郎七段
『藤に時鳥』郷田真隆九段
『菖蒲に短冊』青嶋未来六段
花札の図柄名称について
恐縮ながら、花札のことはあまり詳しくありません…。図柄の名称にはいくつか呼び方があるようなのですが、当記事における名称を統一するため、下記ページに紹介されているものを参考にさせていただきました。
おわりに
こういったイラストを見る度に思いますが、描く将の方々の技術、センス、そして何より伝わってくる棋士愛の深さには感服してしまいますね・・・。
ところで「#棋士花札」が今後も続いて、もし全札出揃ったあかつきには、ぜひこれを何らかの形にしてもらいたいものです。
きっと商品化でもされたら欲しい人は沢山いると思うんですが・・・将棋連盟さんいかがでしょうかね?