2月8日(日)に開かれる前代未聞な将棋イベント、「電王戦×TOYOTA リアル車将棋」の対局ルールが公開されました。
下記、公式サイトからの引用です。
持ち時間
4時間切れ負け/チェスクロック方式
車の移動時間も持ち時間に含める手番
当日行われる振り駒により決定着手
・指された局面を車で再現して1手とみなす
・着手完了は監督の宣言による
・ドライバーは指し終わっても車の中にいても良い
・相手の手番の際は車の中で待機しても良いが、運転席以外に座る
・必要であれば相手の駒に乗り、動かすことができる車の移動
・両対局者にそれぞれ、5名のドライバー、
監督、サポート棋士がつく
・サポート棋士の助言を受けて、監督が5名の
ドライバーに指示を出し、車を移動させる将棋盤
縦54メートル×横33.3メートルの将棋盤を使用(通常の将棋盤サイズ14,835.16個分)
ルールの中で注目したいのは、「車の移動」に関する特殊ルールがある点と、持ち時間が4時間切れ負けでかつ車の移動時間も含まれているということ。
本物の自動車を駒になぞらえて西武ドーム内に作られた巨大な将棋盤で対局するという前代未聞の対局スタイルなので、この企画が発表された時から駒が成るときや桂馬が駒を飛び越える時いったい車がどんな動きをするの?と気にはなっていましたが、どうやらその車の移動自体がゲームの大きな要素として絡んでくるようです。
羽生名人陣営には早稲田大学自動車部、豊島七段陣営にはトヨタ自動車テストドライバーがそれぞれチームとして配属。ドライバー紹介PVも公開されていますが、見て頂くと分かるようにお互いのドライバー間での火花の散らし方、本気度が想像を遥かに超えていて面白いですw
TOYOTAの過去の名車・現行車から選りすぐりの車種が将棋の駒として登場するということもあり、単に将棋ファンだけでなく自動車ファンにとっても注目のイベントになりそうですね。
この対局は西武ドームでの現地観覧はできないようですので、興味のある方は2月8日のニコニコ生放送を要チェックです!