Twitter のタイムラインなどで何度か見かけていて以前から気になっていた「駒doc.」を初めて入手しました。
読んでみたらとても面白かったので、みなさんにもご紹介します!
「駒doc.」とは?
「駒doc.」は、2010年に創刊された将棋のフリーペーパーです。
春夏秋冬に発行される季刊誌で、今回自分が入手した2018年冬号はもう32号目!となるそうです。
読む前までは「駒doc.」の“doc”って“document”の略かな?と思ってたら、将棋用語の“駒得”が名前の由来になっているとのこと。洒落てますね。
裏表紙に、
将棋をもっと楽しくするフリーペーパーマガジン
というキャッチが添えられていましたが、例えば2018年冬号でいうと棋士の話題、将棋盤駒の雑学、マンガなど、将棋周辺のライトな話題が多く取り上げられていて、将棋に詳しい人からちょっと興味のある人まで本当に幅広く楽しめる内容になっているのが特徴です。
いわゆる今どきの「観る将」の方には、ピッタリはまりそうなフリーペーパーだと思います。
どこで手に入るの?
全国各地の決まった配布場所やイベントで入手できるようでして、ちなみに最新号の入手場所はこちらのページに掲載されてます。
自分の場合はたまたま近所に紀伊国屋があったんで入手できたんですが、近所に配布場所が無い!といった方でもご安心を。
全てのバックナンバーが PDF で公開されていて、こちらのページから読むことができるんです。
これは嬉しいサービスですねー。
「駒doc.」のここがイイ!
手軽に読める
十数ページ程度のボリュームなので、ちょっとした隙間時間に気軽に読むことができます。
A5サイズで持ち運びしやすい大きさなのもいいですよね。
きれいなデザイン
私みたいなおじさん目線でもつい手にとって見たくなる・・・そんな素敵なデザインが印象的です。
例えば若い女性がカフェで本気の棋書を開いていたら、周りからちょっと変わった目で見られそうですよね(笑)
でも「駒doc.」を読んでいたらきっとおしゃれでセンスのいい人に見えるんじゃないかと思うほど、とてもきれいなデザインなんです。
クオリティの高いコンテンツ
将棋に詳しくない人でも親しみやすい内容が中心ですが、その中身はとてもクオリティの高いしっかりとしたものです。
というのも、この冊子の発行元は女流棋士北尾まどかさんが代表を務める株式会社ねこまど。
北尾さんは「どうぶつしょうぎ」を考案されたり初心者向けの将棋教室を運営されていたりと、日頃から将棋の幅広い普及のために積極的な活動を行っている方ですが、そんな経験や視点がすごく紙面に生かされているように感じました。
おわりに
とてもいいフリーペーパーだったので、ちょっとでも将棋に興味のある人は機会があればぜひご覧になってみてください!
ちなみに「駒doc.」では運営のための協賛金を随時募集中だそうです。
個人協賛という形でも応援できるようなので、このきふろぐでも検討してみたいなあ・・・とかちょっと考えてます。