本のタイトル通り、とても分かりやすい内容で将棋を教えてくれる入門書『やさしくてよくわかる!はじめての将棋レッスン』のご紹介です。

やさしくてよくわかる!はじめての将棋レッスン

『やさしくてよくわかる!はじめての将棋レッスン』

著者は北尾まどか女流二段。本書はこれまで「ねこまど将棋教室」で行ったレッスン内容をまとめたものになっているそうです。

本の雰囲気やイラストがかわいらしいし、説明もとてもやさしく書かれているので、小さいお子さんや将棋を知らないママたちが手に取るのにピッタリな一冊という気がしました。

印象に残った点

私がこの本を読んでいて、特に印象に残った箇所が2点あります。

一つ目は、駒の説明のところで色んなパターンの駒の写真を載せていたところです。

将棋の駒って一字駒や二字駒があったり、色んな書体だったりしてバリエーションが豊富。もちろんそれが魅力でもありますが、子どもや初心者にとってはもしかすると「本に載ってる駒とうちにある駒が違う・・・」など、覚える際のちょっとした障壁になることがあるかもしれませんよね。

そういったところまでちゃんとケアしようとしている、そんな心遣いを感じた点でした。

やさしくてよくわかる!はじめての将棋レッスン

もう一つは、駒の片付け方の説明が書かれていたこと。

これまで何冊か将棋入門書を見たことがありますが、片付け方まで書いている本は出会ったことがなかったです。

駒を無くさないように数を数えながら片付けることは、きっと道具を大切にする心にも自然と繋がっていくはず。とても大事なことだなあ・・・と思いました。

やさしくてよくわかる!はじめての将棋レッスン

この記事を書いた人

ko31

電王戦をきっかけに20年ぶり以上に将棋熱が再燃した、観たり指したりするのが好きなヘボ将棋ファン。
群馬在住繋がりで藤井九段の本で振り飛車勉強中ですが、根っからの三日坊主につき&頭の回転が悪くなかなか棋力が向上しません。将棋ウォーズによく出没しています。
>>詳しいプロフィールはこちら

合わせて読みたい記事