私の実家の友人で、主に子どもを対象とした岩手近辺の将棋大会開催予定や大会レポートを発信するという稀有なブログを運営している者がおりまして。

そんな彼が、この度『若駒銀河』というフリーペーパーを制作した!とのことで、ぜひみなさんにもご紹介したいと思います。

『若駒銀河』とは

若駒銀河

『若駒銀河』は「将棋が強くなりたい!」と思っている岩手の子どもたちを応援するためのフリーペーパーです。

実は先日彼と会って話す機会があったんですが、昨今の藤井聡太七段(5月29日現在)ブームの影響もあってか、ここ1年ほど岩手県内でも将棋を始める子どもが目に見えて増えたんだよー、ということを話していました。

『若駒銀河』の表紙にこんな1文があります。

将棋に興味を持つ岩手の子どもと教室や大会をつなぐ架け橋になりたいと思い、このパンフレットを作りました。

今どきはネット将棋やアプリのような環境も充実していますが、やはり将棋に取り組む子どもたちが本気になる経験を沢山積むには、将棋教室や将棋大会といった実戦の場は不可欠でしょう。

子どもを応援したいけど将棋の情報に疎い保護者の方にとってこのような情報源は貴重なものになるでしょうし、あまり情報発信が得意でない方が多そうな(あくまで私感です。すいません・・・)将棋教室や大会関係者にとっても新たな導線として期待がかかる媒体になるんじゃないでしょうか。

将棋関係のフリーペーパーや同人誌のような冊子は幾つか目にしたことがありますが、『若駒銀河』のように特定の地方&子ども向け情報に特化したニッチな情報冊子というのは珍しいんじゃないかと思います。(他にこんなのあるんでしょうか?)

今後『若駒銀河』は大会や関係者経由で無料配布されるそうですが、先述のブログの下記記事よりどなたでも第1号のプロト版が見られるようにもなってますので、興味のある方はぜひご覧になってみてください!

若駒銀河

おわりに

実はこれまでに岩手出身のプロ棋士って一人も出ていないんだそうです。

『若駒銀河』のような取り組みがきっかけになって将棋好きな子どもたちがますます増え、いつか岩手からも棋士が誕生する・・・。そんなことを想像すると、何だかちょっとワクワクしてきますね。

今後も『若駒銀河』の活動を楽しみに見守りたいと思います!

この記事を書いた人

ko31

電王戦をきっかけに20年ぶり以上に将棋熱が再燃した、観たり指したりするのが好きなヘボ将棋ファン。
群馬在住繋がりで藤井九段の本で振り飛車勉強中ですが、根っからの三日坊主につき&頭の回転が悪くなかなか棋力が向上しません。将棋ウォーズによく出没しています。
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