一昨年作ったまま放置してしまっていた「棋士出身地マップ」というのがありまして、そちらを久しぶりに更新しましたのでご紹介します。
棋士出身地マップとは?
棋士出身地マップとは、日本将棋連盟 Web サイトの棋士データベースの掲載されている各棋士の出身地データを元に、地図上にマッピングしたものです。
最新の棋士出身地マップはこちらから見られます!
なお、作り方や経緯といった詳細はこちらの過去記事をご覧になってみてください。
藤井聡太四段が追加されました
前回最後に更新したのが2016年12月だったので、昨年プロ棋士デビューして大フィーバーを巻き起こした藤井聡太四段も今回ようやくマップに追加されました。
藤井四段は愛知県瀬戸市の出身なんですねえ。
カロリーナ・ステチェンスカ女流1級も追加されました
さて地図をどんどんズームアウトさせていくと、日本を飛び出してヨーロッパにぽつんと見つかる一つのピンが。
そうです、史上初の外国人女性棋士であるポーランド・ワルシャワ出身のカロリーナ・ステチェンスカ女流1級も今回ようやく追加されました。
こうして世界地図を眺めると、こんなにも遠くからはるばる日本にやってきたんだなあ・・・というカロリーナさんの将棋への思いが伝わってくるかのようです。ついつい応援したくなっちゃいますね。
出身地がずれている棋士
ちなみに、棋士データベースの出身地がなんでか都道府県までしか掲載されていない棋士が何人かいます。
マッピング位置の緯度・経度はその出身地から自動取得している関係で、都道府県のみの場合は県庁所在地がその対象となってしまいます。
例えば三浦弘行九段は群馬県高崎市出身ですが、棋士データベース上の出身地が「群馬県」になっているのでこの地図上では前橋市にマッピングされているという・・・。(高崎と前橋はライバル関係にもあるのでお叱り受けそうでちょっと怖いw)
ちなみにざっと眺めていたところ、三浦九段以外にも高橋道雄九段、深浦康市九段あたりは同様に都道府県のみが表記されているようです。
どうしてそうなっているのかは分かりませんが、あくまで棋士データベースを元にして作っている事情がありますので、この点につきましては広い目で見て頂ければと思います。
おわりに
どの地域から棋士が多く誕生しているのか?自分の近所が出身地の棋士がいるか?など、色々と見て楽しめるマップだと思いますので、ぜひお暇な時にでものぞいてみてください。
今回の記事を機に、ポチポチとコマンド実行すればマップが最新データに置き換わる程度には調整してありますので、今後はサボらずに更新をしていきます!