タイトル戦の大盤解説会などに行くと使われているこういう解説用の大きな将棋盤・駒がありますよね。

大盤解説会


参考:竜王戦中継plus: ファンの前で振り返る

まあ一般の方にはほとんど縁がないと思いますが、これって買うとなると結構な値段するものなんですね。

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そんな解説用大盤を自作してしまおうという海外の強者がいて、その作り方の資料が公開されていたのでご紹介したいと思います。

解説用大盤の作り方

その作り方の資料ははこちらです。

実はこの PDF ファイルの掲載元ページが探しても見つからないのですが・・・、パスレルジャポンというベルギーに日本文化を紹介する非営利団体により公開された資料のようです。

以下、書かれている主な内容をピックアップしてみます。(すいません、中身が英語なので翻訳は怪しいですw)

予算

20ユーロ(日本円だと約2,700円)だそうです。

手持ちの材料をリサイクルして使っても良いとのこと。

必要な材料・道具

使用する材料はざっとこんな感じ。

  • 将棋盤用の木製板x2
  • 駒用(歩)の木製板A4サイズx2
  • 駒用(香、桂)の木製板A4サイズx1
  • 駒用(王、玉、飛、角)の木製板A4サイズx1
  • 駒用(上記以外)の木製板A4サイズx1
  • その他(パーツ同士を繋ぐ金属プレート、ネジ、塗料など・・・)

また、必要な道具はこのようなものだそう。

  • 円形ノコギリ
  • 電動ドリル
  • ハンマー
  • メジャー
  • マーカー

結構大掛かりな感じですね・・・。

作業工数

作る人の腕にもよりますが、だいたい2日程度の工数が見込まれるそうです。

  • 将棋盤、駒の制作:1日
  • 駒の塗装:1日

完成イメージ

できあがった大盤のイメージはこちら。

解説用将棋盤

おー、なかなか本格的ですね。とても立派なものができました。

おわりに

個人的にはもっと予算かからない?とか、そもそも結構作るの大変そう・・・といった印象もありましたが、そんな細かいコストはさておき、こんなプライスレスな手作り将棋盤が作れたらきっと嬉しいですよね!

将棋に関することで、海外の方がこんな一生懸命やっているのを知ったので余計に素晴らしく思いました。

もしチャレンジ精神にあふれる方がおりましたら、ぜひやってみてはいかがでしょうか(笑)

この記事を書いた人

ko31

電王戦をきっかけに20年ぶり以上に将棋熱が再燃した、観たり指したりするのが好きなヘボ将棋ファン。
群馬在住繋がりで藤井九段の本で振り飛車勉強中ですが、根っからの三日坊主につき&頭の回転が悪くなかなか棋力が向上しません。将棋ウォーズによく出没しています。
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