本日行われた記者発表会、色々な内容が盛り沢山で混乱しそうなので、備忘録的にまとめておきます。
「電王戦Final」
第4回にあたる電王戦は、「将棋電王戦FINAL」というタイトルで2015年3月から4月にかけて開催。5対5の団体戦形式で行ってきた電王戦は、今回を持って終了とのこと。
出場棋士5名の発表は10月12日。「20〜30代前半の若手中心。勝率6割5分以上を目安に」(谷川会長)選ばれるようです。
「電王戦タッグマッチ」
2016年から、電王戦終了後の新たな棋戦として「電王戦タッグマッチ」をドワンゴが開催。人間とコンピュータ将棋がペアを組んで対戦するタッグマッチ形式。
「電王戦タッグマッチ2014」
前述の「電王戦タッグマッチ」のエキシビジョンとして、今年は「電王戦タッグマッチ2014」を開催。
開催日
- 9月20日(土)1st Round/Aブロック
- 9月23日(火・祝)1st Round/Bブロック
- 10月12日(日)Final Round
出場棋士、コンピュータ将棋ソフト
Aブロック
- 屋敷伸之九段&ponanza
- 森下卓九段&ツツカナ
- 加藤一二三九段&やねうら王
- 高橋道雄九段&YSS
- 中村太地六段&習甦
Bブロック
- 佐藤紳哉六段&やねうら王
- 菅井竜也五段&習甦
- 西尾明六段&ponanza
- 船江恒平五段&ツツカナ
- 阿部光瑠四段&YSS
シード枠(Final Roundから)
- 久保利明九段&習甦
- 佐藤慎一四段&ponanza
「モリシタ集め」
森下卓九段など棋士をモチーフにしたキャラが登場する、スマートフォン向けゲーム「モリシタ集め」(無料)がリリース。
これはだいぶひどいですw
感想
後から気付きましたが、将棋連盟のニュースにしっかり情報がまとまっていましたw
ともかく、少なくともあと一回はこれまで同様の電王戦が開かれることが決まったのにはホッと一安心といったところ。ただし、真剣勝負が味わえる電王戦がもしかしたらこれで最後かもしれないので、今回は前回以上に心して見届けたいと引き締まる思いです。(PVでは、今回も負けたらいよいよタイトルホルダー登場ある!?みたいな煽りも見られましたが、さて。)
個人的な願望としては、もはやコンピュータ将棋の優位性はちゃんと認めて、それに挑むプロ棋士という構図で真剣勝負の電王戦を今後ももっと続けて欲しいと思っているので、何らかの形で1対1形式の棋戦もまた実現して欲しいなあと思っているのですが・・・。