※この記事は「将棋 Advent Calendar 2016 – Adventar」の9日目です。
将棋を指さずに観戦して楽しむ将棋ファン、通称「観る将」がここ最近増えていると言います。
かくいう自分も小学生頃遊んでた以来ずっと将棋からは離れてましたが、第2回電王戦の頃からまたその面白さにとらわれ始めた「観る将」勢の一人です。
さて「観る将」という言葉は各種メディアで登場することも増えだいぶ知名度も上がったように思いますが、将棋ファンの世界には他にも色々な「◯◯将」が存在します。
その代表的なものをいくつかまとめてみました。
※以下の説明は自分の勝手な解釈です。明確な定義は分からないのでご了承ください。
指す将
あえて説明するまでもないですが、「指す将」は将棋を指して楽しむファンのこと。
知人と指したり、将棋道場や大会で指したり、自分みたいに主に将棋アプリで指したりする人も入るんでしょうかね。
当たり前といえば当たり前ですが、将棋ファンの中でもっとも多くの勢力を持つ層でしょう。
描く将
将棋の棋士等を題材にイラストを描いて楽しむファンのこと。
Twitter のハッシュタグあたり検索するだけでも色々な作品が見つかります。面白いのでぜひ見てみてください。
直接関係ないかもしれませんが、最近は「3月のライオン」がTVアニメ化されたり、将棋×めしの異色マンガ「将棋めし」が人気だったり、将棋マンガ方面も話題が多いですね。
撮る将
将棋の棋士をカメラで撮影することを楽しみにしているファンのこと。
棋士の先生方は人間的に魅力的な人が多いですし、最近は人気の女流棋士も多かったりして、撮る将が熱いのは良く分かる気がしますねー。
ネタ将
将棋の棋士や話題をネタにネット上で大喜利して遊んでいるファンのこと。
Twitter で将棋の話題を追いかけ続けていると、いつの間にか自然とこの界隈の方々が自分のリストに集まってきて、日々の TL をとても楽しませてくれるようになるとても愛すべき存在です。
おわりに
以上、「◯◯将」のまとめでした。
代表的なものを取り上げてみましたが、自分が知らないだけで他にも浸透している呼び名はももっとあるかもしれません。
例えば、観戦記や将棋ブログなど文筆活動で活躍する人(「書く将」?)、コンピュータ将棋ソフトの開発側に携わっている人(「作る将」?)、対局時の出前やおやつ情報に執着する人(「食べ将」?)とか、すでにあっても良さそうな・・・。
こうして色々な立場の方が、それぞれの楽しみ方ができるのもまた将棋の楽しいところですねー。